『生きがいについて』


弱者である病める者を介護し、相談にのり、支持するという看護の本質を、自らの心の深いところにもち続けた著者にして初めて記しえた本ではないでしょうか。


別の文章だが、医療の場では弱者に対する強者の優越感が極めて起こりやすく、しかも強者自身が案外気づいていないことが多いことを指摘し、これを避ける唯一の可能な道は「自分もまた病みうる者だ」「自分もまた死にうる者だ」ということを、絶えず念頭においておくことであると述べています。


現代文明と生きがいの問題は、今後ますます大きく私たちにのしかかってくるでしょう。


特に、本の最後に挙げられている植物状態になった人や精神障害をもつ人たちの生きがいという「残された問題」は、老齢化社会での老人の生きがいという問題とともに、これから私たちが取り組んでいかねばならない大きな課題です。


20年前に出版されたこの本は、こうした課題を考える手がかりを私たちに確実に与えてくれるという意味でも新しさを失っていない。

自分は病人に呼ばれています―『生きがいについて』


7年もかけた長い深い思索と選び抜かれた言葉によって非常にわかりやすく語りかけているこの本は、著者が精神科医として長年にわたって勤務した国立らい療養所長島愛生園の患者さんたちーらい(ハンセン病)という刻印を押されることによって法による強制隔離を受け、いわれのない社会的差別を受けてきた、棄て去られた、そして忘れ去られた人々-の苦しい生きざまを中心に、人が皆もっている生きがいという問題を照射したことに大きな特徴があります。


著者は、19歳のときに初めて接したらいの患者さんたちから受けた大きなショックを心に抱きつづけ、25歳で「自分は病人に呼ばれている」といって文科から医科に転向し、東京女子医専の学生時代に12日間長島愛生園を見学して「なぜ私たちでなくてあなたが?あなたは代って下さったのだ」という詩を残しています。

実際に肥満か否かの判定には、上腕下部と肩甲骨下部の皮下脂肪厚が、男40㎜以上、女50㎜以上としているのですが、「運動不足」と答えたうちの男16%、女20%が、「肥満」と判定されました。


運動不足だけでなく、食べすぎでも「太る」のです。


1989年厚生省が発表した生活活動強度別のエネルギー所要量簡易算出式があります。


摂取カロリーと消費カロリーのバランスがとれているか、自分のエネルギー所要量を計算し、生活全体を見直してみる必要がありそうですね。


健康な生活を営むために摂取することが望ましい栄養量は、性別・年齢・生活強度などによって必要量に差があります。


1985年(昭和60年)の調査結果によりますと、エネルギー摂取量は年々減っているとはいえ、成人男子に換算すると、五四%の家庭が2600kaclを上回っているのです。


20歳代の必要所要量が2500kcalですから、なお、半数以上の家庭が、カロリーを摂りすぎていることになります。


また、この調査の対象となった2万人のうち、15歳以上の1万5千人について日頃の運動量について調査したところ、男51%、女61%といずれも半数以上の人が、「運動不足だと思う」と回答しているのです。


厚生省の「国民栄養調査」によりますと、飽食の時代にやや歯止めがかかり、食生活に対する健康的な気配りが見られるようになったということです。


この調査は、毎年、国民の栄養の摂り方や健康状態を明らかにする目的で、全国約7千世帯・2万人を対象に行なわれています。


したがって、栄養摂取量は赤ちゃんから老人までを含めた1日あたりの平均でだされています。


1975年(昭和50年)を100とした時、栄養素など摂取量の年次推移をみますと、毎年増え続けてきた脂肪・動物性脂肪・動物性蛋白質の摂取量が1983年(昭和58年)をピークに減少をみせていますし、エネルギーと炭水化物の摂取量も同年よりさらにすくなくなっています。


これは、成人病を警戒して健康に対する気配りが多少統計に表れたといえるかも知れません。

子どもたちの死亡率の高さは、栄養失調がいちばんの原因といわれていますし、数多くの子どもたちや青少年の栄養状態はきわめて悪いと報告されています。


現在の日本の人口は1億2千百万人、アメリカの人口は2億3千5百万人、ソ連は2億7千5五百万人です。


10年後には、日本の人口の五倍弱、アメリカとソ連の人口をあわせた以上の人々が飢えに苦しむことになるのです。


ちなみに、2000年の世界の人口は、61億2100万人と予測されています。

今、世界に目を向けると、アメリカを先頭にヨーロッパ・日本などの先進国は、カロリーの摂りすぎをいかにコントロールするかに頭を悩ましている一方で、開発途上国といわれる国の多くは、慢性的な栄養不足の問題をかかえているのです。


国連の食糧農業機関(FAO)は、21世紀を予測し、こうした傾向が続けば、世界の栄養不足人口つまり飢えている人々は、5億9千万人に達するだろうと予測しています。


その人たちの多くは赤道付近のアフリカ、インドなどに集中し、砂漠化や人口増加(インドの10年ごとの人口増加率は24・4%―1981年)など多くの問題をかかえているのです。


人類の長い歴史の中で、太っている事が問題になり、なんとか痩せたいと努力する時代が、これまでに一度でもあったでしょうか。


それどころか、約800年前、鴨長明は『方丈記』に「筑地のつら、道のほとりに飢え死ぬるもののたくひ、数も知らず。


」と養和の飢饅について書き、芥川龍之介は、『羅生門』にその地獄絵をえがいています。


今から、150年余り前には天明・天保の大飢謹があり、この時、東北のある藩では、4人に1人が餓死したといわれています。


記憶に新しいところでは、すいとん・かぼちゃや芋のつる・脱脂粉乳などに明け暮れた第二次大戦後の食料難の時代を思いだす人もいるでしょう。

両極と赤道とのタイミングの差は、問題の周期の長さに比例し、平均約0.7周期です。


周期そのものと同じように、この現象はまだ説明されないままになっている・・・そして同じように、現代の研究者から無視されています。


明らかに、もしこれらの現象が真正なものであれば、今後の研究のために、ここで声を大きくしてもよい。


人類にとってかなり重要なものとなりうる一連の周期は、戦争に関係があります。


もしわたしたちがその周期には偶然以上のものがあることを認めるならば、わたしたちはそれを理解しようと努め、次回のピークに対する準備をするはずです。


それは核兵器の時代に起こるでしょう。


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インドでは西洋風のパンもよく見かけたがインドらしさはあまりありません。


マサラ味の野菜を詰めたパンは一度食べたが、いってみればあれが、本場のカレーパンなのでしょうか。


パンといえば忘れられないのが、カルカッタの南にあるプリーにいたときのことです。


宿の近くのパン工場では出来たてのパン(西洋風の)が売っており、朝食はいつもそこのパンを「チャイ(ミルクティー)」屋で食べていました。


コレがまた絶品。


味のあまりついていないが香ばしいコッペパンと、甘いチャイとの組み合わせは最高でした。


安ホテルの並ぶ海岸沿いの道から、内陸に入った通りにあるので、プリーに行った際にはぜひ寄ってみてほしい。


また、駅の構内や街角で売られている食パンを、卵でとじてサンドウィッチにした、インド風フレンチトースト(?)もなかなかのものです。

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